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【令和六年度 10月収穫】 あきたこまち (玄米)/ いきものとつくった、お米

720円から16,200円

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  • (玄米)450グラム

    ¥720

  • (玄米)1キロ

    ¥1,620

  • (玄米)5キロ

    ¥8,100

  • (玄米)10キロ

    ¥16,200

”近くにいると寄って来て、やはり三角の頭を水面から出してこちらを観察しているようです。” ━━━ハチのいない蜂飼い P62より ○令和六年秋収穫のお米(玄米) 発送は11月〜12月上旬予定です。 冬の間も圃場に水を張っておく冬季湛水を行い、栽培中肥料・農薬不使用で育てました。 今年も、稲刈りの一部を除き 田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。 ※カメムシ防除作業はシシ七十二候のお米つくりにおいて行なっておりません。そのため農林水産省が定める等級による一般的価値を獲得しておりません。 たくさんの虫たちとともに育てたお米ですので、カメムシによる黒い斑点もお米の中にはございます。 また、自然農ですので多少熟し切れてない青いお米も混ざります。お召しあがるには問題ございませんが、予めご了承ください。 ------- 【冬季湛水とは】 稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。 水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増え その生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。 ・・・今の農業用水は冬の間、用水路の水を止めるところも多く、 冬季湛水を行うことも難しくなってしまいました。また、用水路はコンクリートで作られており、以前はあった田んぼの横を流れる小川の風景が消え、その農業用水路であった小川に住む小さな生き物たちの姿も見られなくなったのが日本の農業の現状です。 【不耕起栽培】 シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。 太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。 チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。 そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが共生し、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。 不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。 年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。

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