new
-
しめ縄(あきたこまち稲)
¥4,000
残り2点
-
しめ縄(亀の尾稲)
¥5,000
-
しめ飾り
¥4,000
残り2点
シシ七十二候の田んぼ(自然農・冬期湛水・不耕起栽培・手植え・手刈り・ハサがけ)で収穫したお米の藁から作ったしめ縄・締め飾りです。
(※3枚目写真 右:あきたこまち 真ん中:締め飾り 左:亀の尾 です。)
○しめ縄(あきたこまち)
長さ約60センチ、縄径は約4センチ
黄色味があり、素朴な風合いのしめ縄です。
※紙垂4枚付
○しめ縄(亀の尾)
長さ約80センチ、縄径約5センチ
青々とした品のある仕上がりです。
※紙垂4枚付
○しめ飾り(あきたこまち・亀の尾ランダムで使用しています)
長さ約55センチ、幅約13センチ
※紙垂1枚付
●ご注文を承ってからお作りいたしますので、お届けに5日から一週間ほどお時間をいただきます。
※お届け後、お客さま自身で紙垂を付けていただく形となっております。ご了承くださいませ。
【素材】
雲(しめ縄):藁・糸
しめ飾り:藁・稲穂・紙糸
雷(紙垂) :和紙
---------
『シシ七十二候の田んぼ』
今年は、稲刈りの一部を除き
田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。
-------
【冬季湛水とは】
稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。
水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増え
その生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。
現在は、冬は農業用水路の水を止めるところも多く、
冬季湛水を行える田んぼも限られます。
【不耕起栽培】
シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。
太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。
チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。
そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが生きていて、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。
不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。
年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。